ランバーさんと初めて行ったタイの話(前編)

投稿日:2025年6月14日


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「タイに帰るけど、一緒に来る?」

ある日、練習終わりにランバーさんが言いました。
「タイにちょっと帰る。ピーチャイも来る?」

一瞬「え?」と思いましたが、すぐに「行く」と返事していました。
あれはもう15年以上前のこと。スマホもなかった時代です。
タイバーツが1万円で4,000バーツぐらいだったと思います。今は2,100バーツぐらい。


初めての東南アジア旅行

東南アジアは初体験。
それまではハワイとグアムしか行ったことがなかった僕にとって、「タイ」は完全に未知の国でした。

「どこに行くんですか?」と聞くと、「パタヤ」とのこと。
ネットで調べると…正直、危険そうな雰囲気しか出てこない。
悪いやつはパタヤに行くみたいな言葉が溢れていました。

でも、ワクワクが勝ちました。


成田からバンコク、そしてパタヤへ

ランバーさんと2人で成田を出発。
バンコク・スワンナプーム空港に降り立つと、湿気と独特の香りに「おお、これがタイか」とテンションが上がりました。

空港には、ランバーさんの友達が迎えに来てくれていました。
名前は「ピンポン」さん。ニコニコしていて、すごく安心しました。
さすが“微笑みの国”


パタヤに到着!

車で移動しながら、窓の外に流れる景色に感動。
「ここがタイか〜」とひたすら感心していたのを覚えています。

パタヤ〜

そして到着したパタヤは、もう衝撃の一言。
ギラギラしてて、どこからともなく音楽が流れてくる。
初めて見る世界でした。

パカパカ携帯の写メで撮った写真

ランバーさんはいろんな場所に連れて行ってくれて、
ビールを飲みながらビリヤードをしたり、とにかく楽しい日々でした。

ランバーさんの家に泊まる

泊まったのはランバーさんの自宅。

ランバーハウス


そこで「娘です」と紹介されたのが、サエちゃんとシーションプーちゃん。

娘二人と友達

お母さんは違うけど、どちらもランバーさんの娘さんで
「毎月お金送って学校に行かせてる」と話してくれました。

子供おったんかい!

      人懐っこいサエちゃん

子供のことは知らんかったけど、二人は、すぐにピーチャイと言いながら色々話しかけてきてくれてすごく楽しかった。今でも仲良し。
おかーさんのこととかは「まあいいか」と深く聞きませんでした。
(二人とも今はおかーさんになってて、時々youtubeに出てもらってるニンノンくんはサエちゃんの息子です)

家は一戸建てで、5人くらいで暮らしていました。
「誰?」と聞くと、「お母さんいないから一緒に住んでる」とのこと。
「まあいいか」とあまり深くは聞きませんでした。


夕ご飯は、みんなで

夕方になると、自然と10人くらい集まってきて、
みんなで夕飯の準備を始めました。

誰かな〜と思いましたが、「まあいいか」とあまり深くは聞きませんでした。

僕もソムタム作りを手伝いました。
どこか昭和っぽくて、懐かしい雰囲気。
「子供の頃、田舎でこんな風だったな〜」と感じながら、日本この感じなくなったなと思ったことを覚えてます。みんなで子供を育てる感じ。

その後色々と遊びに連れってもらいました。

続く


文:ピーチャイ

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