M16ジムでのムエタイの練習が楽しくて、毎日のように通っていた頃。
総合格闘技(MMA)の試合を観に行くうちに、だんだん「寝技」にも興味を持つようになっていました。
とはいえ、仕事をしながら他の道場にも通うのは無理です。
正直あきらめていたんですが、ある日、王子のM16ジムで 上田将勝のグラップリングクラス が金曜の夜に始まることになり、参加するようになりました。
いまから15年前だったと思います。
初めての関節技・絞め技
まったくの未経験だった僕が、最初に習った技は ダースチョークでした。
これが衝撃的に楽しくて、いまでも大好きな技のひとつで、ガブれた時にはよく狙います。
ランバーさんは最初から ヒールホールドばっかり狙ってきて、危なかったです。
膝ぐらぐらになりました。
金曜夜のグラップリングクラス
通えるときは通って、スパーリングもやるようになりました。
その中で、一番衝撃を受けたのが 上田のマー君のタックルでした。
打撃のスピードでタックルが飛んできて、「人間ってこんな速さで入れるのか…」と目を疑いました。

上田のマー君
初めての試合
そんなある日、ジムの仲間の赤木くん(水道橋Grit店長)が声をかけてくれました。
「初心者向けのグラップリングの大会 があるから出てみたら」と。
最初は「いや、ルールも知らないし」と断ったのですが、「大丈夫ですよ、ほんとに初心者ですから」と言われてエントリーしました。
場所は 台東リバーサイドの柔道場。3人トーナメントでした。

Grit店長赤木くん、ランバーさんにヤバイ人と呼ばれていました。
【第1試合】
相手はめちゃくちゃマッチョなレスラー体型。(修斗の選手でした)
開始早々、強烈なタックルで後頭部を打ち、そのままバックを取られてチョークで一本負け。
「初心者ちゃうやんけ…」と思いながら赤木くんを恨み始めました。
【第2試合】
次の相手はヒョロっとした長身タイプ。「これはいけるかも」と思ったが、下から足を持たれて倒され、バックチョークでまたも一本負け。
何もできず2連続バックチョーク負け。赤木くんを恨みました。
試合後
この時の試合は、今でも思い出します。
正直、グラップリングが嫌になって、練習に行かなくなりました。
柔術1回目の挫折
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